• メーカーによる性能の違いの理由

    太陽光発電システムをつくっているメーカーは国内だけでもシャープや三洋電機、三菱電機などいくつかありますし、海外のメーカーにも太陽光発電システムに力を入れているところがいくつかあります。
    そういった数あるメーカーの製品の中で「どのメーカーの製品を選んだら良いのか」ということは消費者ならば誰しも悩むポイントではないかと思います。
    せっかく高い金額を出して購入するからには性能の良い太陽光発電システムを導入したいところですが、太陽光発電システムの性能を左右するポイントとしては太陽光電池モジュールとパワーコンディショナーの2つがあります。
    太陽光電池モジュールは太陽エネルギーから電力をつくり出す部分で、パワーコンディショナーは電池モジュールから送られてくる直流電流を交流電流に変換する部分ですが、より性能に大きく影響するのは電池モジュールの方でしょう。
    現在、電池モジュールの原料として使われているのはシリコンですが、シリコンの種類には大きく3つの種類があります。
    単結晶シリコンは古くから使われている原料で変換効率が高いのが大きなメリットです。
    性能重視で太陽光発電システムを選ぶのならば単結晶シリコン電池を使った製品を選ぶのが良いでしょう。
    ただし、他のタイプに比べて価格が高いのが短所です。
    一方、多結晶シリコンは単結晶シリコンと比べると結晶の並びが不規則で変換効率のロスが大きいのですが、その分コスト面で優れているため、多くの製品で原料として使われています。
    ただし、変換効率が劣るといっても実用上は問題のないレベルなので、多結晶シリコンの電池モジュールの使った製品だからといって性能的にダメだということはまったくありません。
    最近はアモルファスシリコン太陽電池を積んだ太陽光パネルも増えてきています。
    これはシリコンにアモルファスの薄い膜を吹きつけたもので、より多くの太陽光エネルギーを吸収することができるのが特徴です。
    また、アモルファスシリコン太陽電池は高温時でも変換効率が下がらないという特徴もあります。
    従来の電池モジュールは高温になると変換効率が悪くなるという欠点がありますが、アモルファスシリコン太陽電池ではそういったことがないので、夏の暑い時期でも効率的な発電が期待できます。